小資本の家内工場と休憩時間及びその他労働条件の関連性を指摘している人がいます。
つまり、小工場では監督を厳しくして正規の食事時間30分さえろくに休息させなかったり、時にはお握りを傍に置いて食べながら糸を紡んだり、布を織っているところもあります。
設備も不備で工場内は薄暗く、生糸工場などは水蒸気が空気中に飛散しているので、未発達の少女の健康には悪影響をおよぼしています。
ですから、殊に20歳未満の者の体格が目立って悪く、長時間労働をしている者ほど体格が劣っています。
体格の悪さは過度労働にあります。
紡績工場でも、二、三流となると生糸、織物工場と同条件でした。
紡績工場では一般に繊維性の粉塵が多い工場内で、時にはひどく蒸し暑い工場があります。
そこで特別注意しなければならないのは連続徹夜業の問題です。
1時間たりとも休まず機械を運転させるので、女工も昼夜交代で労働させます。
この夜業に12、3歳の少女を多く使用していることに問題があります。